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BREAK”ME!!”fAST2009

 あまりにもフェレムが楽しかったので、酔いつぶれながらも家に帰りたくないと漠然と思う。パソコンの前に座って煩雑な現実への対応をするの事が、家に詰まった現実と向き合う事が、今日だけはどうしてもしたくない。
 なのでケミー君と一緒にジョージ君家に泊まったのであった。
 早朝起きると見知らぬ天井(エヴァ)が見えたので、しばらく記憶を手繰る。そうだ昨日は帰りたくなくなってジョージ君家に泊まったんだった。と思い出してのそのそと起きあがって時計を見ると朝六時。まだ六時かと思いながら誰も居ない居間に座って散らばった雑誌を読む。「トランスワールド」や「sb」といったスケボー雑誌を眺め、90’sオルタナ特集をした「ローリングストーン」のフィッシュボーンの記事を読み、ジョージ君の本を見る。自分のリュックに入っていた椎名誠の本を読んでいるとビールが飲みたくなったので冷蔵庫からビールを二本頂く。いいの!ジョージ君が好きに飲んでいいよって言ってたからいいの!

 新代田の(環七)フィーバーでライブ。BREAK”ME!!”fASTだ。シェルター店長西村さんが独立して作ったライブハウスというのでシェルターみたいなのをイメージしていたけど、これ、バカでかい!やばい!客来るのかな!?その規模に一抹の不安を感じながらもとりあえず荷物を置いて、ケミー君と下北までご飯を食べに行く。ところで、フィーバー近くのコンビニから線路沿いを少し行くとあるタバコ屋、えらいモヤっておりますね。
 冷やし中華と餃子を食べたかったので新雪園へ。みんなは焼き餃子を頼むけど、俺はここの水餃子が大好きなのだ。
 中国情緒が漂う店内はひんやりとして、盛夏の熱気と休日の人出で輝く外の通りに比べると別世界のようだ。外よりも一段階暗くなった気がする店内から、マジックミラー越しに眺めているような気持ちで外を見ながら食事をする。

 リハしてから脳炎メンバーと楽しく飲む。
 
松 「いやー、今日は楽しいね!久しぶりに酔っぱらってライブやりたくなってきた!」
俺 「最近はライブの時飲んでないの?」
松 「一応仕事だからね。ライブの時は飲まない事にしようって決めたんだよね。」
俺 「この前のロフトん時飲んでなかった?」
松 「あれは特別。楽しかったからさ。」
俺 「その前のチッタん時は?」
松 「あん時はまだそのルールが生まれてなかった。」
俺 「・・・ふーん。」

 早めの泥酔からの酔いつぶれでリハ直後に寝てしまうが、一番目のアブラハムが始まった頃には復活。こういう前倒しの泥酔は逆にいいかも。アブラハム、脳炎、ストラグル、ナイスビュー、本当にどれも素晴らしい。こういう素晴らしいライブを見るともう心の底から盛り上がる。頑張ります!
 いやー、盛り上がってライブしました!昨日のフェレムと正反対の雰囲気だけど、そのギャップが奇跡!最近は盛り下がる日常が多かったんだけど、昨日と今日で一気に盛り返したね!こういう週末があるから生きていけるよ俺ぁ。将来息子に語り継ぎたい二日間でしたとさ。
 今日はライブで喋るかと思ったけどありませんでしたね。と何人かに言われた。ライブでは喋らなかったけど、会場では(当然)いくつもの会話がありました。

その1 リハを待ちながらフロアに置いてあるテーブルを囲んで交わした雑談の中から、太郎ちゃん(ナイスビュー)との会話。

俺    「ここ来る前にお台場でガンダム見てきたんだって?」
太郎ちゃん「そう!よかったわー。」
俺    「俺が見た時は夜だったから動かなかったけど、顔が上下して胸から排気するんでしょ?」
太郎ちゃん「そう!まぁRX-78だからミノフスキー粒子じゃなくてただの排気なんだけどね。」
俺    「ん?」
太郎ちゃん「ミノフスキー粒子をMSが出せるようになるのは『閃光のハサウェイ』からじゃない?」
俺    「あ・・・あぁそうなんだ。」
太郎ちゃん「あーごめんごめん。何でもない。」

その2 フィーバー入り口の階段に座っていたスパニッシュフライのグッさんと始まった会話

俺   「カードでやるガンダムゲームもゲーセンでありましたよね。」
グッさん「いやー、あれなんて自分、何十万注ぎ込んだか分かりませんよ。」
俺   「今はコクピットみたいなやつに入って戦うじゃないですか。あれとか『プラモ狂史郎』の世界ですよね。」
グッさん「確かにそうですね!」

その3 ライブ中、物販の所に立っていた大関君との会話

俺  「最近元気?」
大関君「いやー、『忘念のザムド』全部見ましたよ。あれ、最高っす!」
俺  「そうなんだ。見たいなー。あとさ、『海月姫』の月海ちゃん(漫画です)可愛くない?あと『弱虫ペダル』が面白かった。」

その4 その後横にいた女の子と大関君が交わしていた会話

大関君「今クールでやってるやつですとー、『青い花』ってアニメが面白いですよ。アニメの世界観そのままで素晴らしい出来なんですよね。」 
女の子は相づちのみに留めている。俺はあのアニメの主題歌(空気公団)は最高と心の中で思う。

その5 ライブが終わってコンビニへ行こうとした俺に話しかけてきた男の子

男の子「今日のライブ最高でした!」
俺  「お!ありがとうございます!楽しかったですねー。」
男の子「あの、自分も『かみちゅ!』いま見てるんですよ。」
俺  「本当!(誰が好き?という質問はグッと堪えて)俺は半分くらいまで見たよ。」
男の子「自分まだ全然最初の方っす。」

 どこへも行けないアニメ好きはBREAKfASTに集まるのだ。


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