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千葉の別荘の話

 千葉にある太郎の別荘へみんなで行ってダラダラする。出かけるといえば温泉と買い物くらいで、あとはひたすらダラダラしてた。
 バットマンの「ダークナイト」と「ショーン・オブ・ザ・デッド」というゾンビ映画を観る。ダークナイト、ヒーロー物にしてはダークすぎるって聞いていたけど全然普通だった。つうか超面白ぇ!ペンギンとかが出てくるバットマン2以降で面白いのはこれくらいだろうな。爆破が格好良かった。
 ショーン・オブ・ザ・デッド。スーパーバッドのゾンビ版みたいで面白い。笑った。相方のデブとマイネームイズアールのデブがかぶる。
 そういえばスティーブ・ロコのドキュメンタリーも観た。イメージ程ロコは悪くないような気がしたし言い分にも納得出来た。コメント陣が豪華なのがみ・ど・こ・ろ。

 翌日。冬の海を見に行こうぜとユウジと海岸まで歩く。冬の海の激しい波を眺めながら砂浜でゾンビの会話をする。状況と会話の落差に、変態ってどこにでもいるんだろうなー。と思う。

俺  「じゃあゾンビって頭を砕かないと死なないの?」
ユウジ「首切られたゾンビが、自分の頭を脇に抱えて好きだった女を襲うって映画があるんスけど、その襲う   
    シーンで、ゾンビがちょん切れた自分の頭を女の股間に押しつけるんスよね〜。それとかエグイす。」
俺  「ふーん。」

 波がテトラポットで大きく砕ける音が自分の中の海のイメージとかけ離れて大きい。波しぶき、波打ち際の水泡、砂浜、冬の海は白い。所々に巨大な流木が打ち上げられていて、何となくそれらを目指しながらユウジと海水のにじんだ砂浜を歩く。

俺  「ユウジって泳げるの?」
ユウジ「プールはちょっと泳げるけど、海は無理っス。」
俺  「なんで?」
ユウジ「味がちょっと・・・。」
俺  「しょっぱさってこと!?それ理由になってねぇよ。」

 海から戻ってみんなで出かけようとすると、ユウジがあれ、あれ、とポケットの中をやたらと探している。聞けば車の鍵が見あたらないという。みんなが家の中を探しているから、もしかしたらさっきの砂浜じゃないのと俺たちは海岸まで探しに行く。流木でジャンプして転んだ時に落としたかもしれないとユウジが言う。
 砂浜で鍵なんて見つかるのか?と思っていたが、すぐに見つかる。やはり流木の所であった。MA-1の外ポケットに入れていて落としたそうだ。MA-1の外ポケット。記憶によればかなり浅いはずだ。何故あんな場所に大事な物を入れておくのか。何故ジャンプした後に(しかも転んでいるのに)ポケットの中を確認しないのか。俺にしてみれば考えられない無頓着さだが、こういうのは個人の資質であって気にする人が気にしない人に何を言っても出発点が違うから議論は成立しないのである。でも叱る。
 その後、無くした鍵が見つかった事でテンションが上がったのか、ユウジが鍵を無くした話(や気持ち)を延々と話し出す。

 「いや〜、俺の車が動かせないとジョージ君の車を出せないじゃないスか〜。その設定とかヤバイと思ってたんスよね〜。」
 「一回無くして見つかるって。テンション上がりますね〜。もとの状態に戻っただけなんスけどね〜。」

 さらに過去に鍵を無くした思い出にまで話は及ぶ。

 「昔もオーストラリアの砂漠で鍵無くした事あって。みつかったんスけど、まわりの外人には鍵無くしたって部分までしか英語が伝わらなかったから、凄い残念な顔されたんスよね。そういえばあの時もMA-1の外ポケットに入れたまま寝っ転がって無くしたっスね〜。」

 俺とユウジは違う地平にいるから言わないようにしようと思っていたけど、あまりに反省が無いので叱る。でも全然へこたれないで鍵を無くした話を続けるので終いには笑う。とりあえず今後は左腕のチャックのポケットに鍵入れとけ。って言ったら「あの弾丸のポケットんとこスね。」と言われた。面白い奴だ。文章では伝わらないけどテンポと間が最高なのだユウジは。
<%image(20090107-DSC_9308.JPG|600|398|千葉の海で生首を表現するユウジ)%>
そんなこんなの年末年始が終わったら2キロほど太ってました。


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