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バリカク祭 シェルター

 いつでも遙かなる高みを目指し、まなざしの向こうにあるものは、神の左手悪魔の右手、漂う僕らの漂流教室がたとえ一時の幻想だったとしても、それでもジパングを追い求めたマルコ・ポーロが発見したのは、シルクロードとアメリカとさらには母の温もりと。バンドとして、つまりは表現者として、目指すものはすぐそこにあるような気もすれば、まだ見ぬ遙か先イスカンダルにある気もするが、それでも諦めずに追い求めた者だけが持つ輝きが、つまりはニュータイプということなのか。「ララァにはいつでも会えるから・・・。」
 ユアソングへ、ゴイステヘ、最大級の賞賛を送るのは、ジャンルが違えども各々の信じる道が観る側に伝わるからなのだ。一つ一つのステージは、いつでもアスファルトへ打ち続けてすり減るテールのごとくその木の粉さえ見つからず、しかしそれでも我々のステージを観た人間には衝撃を与え続けたいのだ。

 今でも私は瞼を閉じればビューティフルドリーマーの喫茶店を再現できる。嗚呼、嗚呼、鳴りやまぬ耳鳴りのその奥に残るのは喧噪とウィール音であり、それだけが今もなお私の灰色の脳細胞を刺激し続けるのである。彼氏と彼女の間の事情などとは関係無く、裸足の陰陽の季節は過ぎ、愛なんていらねぇよとうそぶいても広末の魅力には勝てないが、男に惚れることもまたしばしば、「悲しいけどこれって戦争なのよね。」などとつらつら考えているうちにもうこんな時間かと気が付いて筆を置く。


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