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鶴を思い出す

  いしいしんじの「ぶらんこ乗り」を読む。こういう感じの季節の描写が子供の頃、凄い好きだったなーと昔の好みを思い出す。がもう俺は大人なのでした。内容はねー、悪く無い、ってのが感想。11月8日
 もースケボースケボー!って感じなのでスケボーしながら原宿まで行く。自転車で来た太郎とカメラなんかを見ながらちょっとブラブラして、自転車とスケボーで下北へ行き、寿司食ってドーナツ食べて帰る。
 帰りに買ったちびまる子ちゃんの8巻を電車で読んで爆笑する。

ちびまる子ちゃんについて

 電車で爆笑と書いたが、実際には車内で一人爆笑するわけにもいかず、笑いを噛み殺しながらも笑いが漏れてしまうという状況が下車するまで続いた。わずか数駅を移動するわずかな時間の中でも、ちびまる子ちゃんを読んで笑いを噛み殺すという行為によって意識は一気に忘れていた中学生へと戻る。初めてこの漫画を読んだのは中学生の頃で、その時も強烈な笑いを噛み殺しながら読んだのを覚えている。ホームルームだか文化祭へ向けての話し合いだか、そんなことをしている最中に隠し読んでいたのだ。
 みんなから鶴と呼ばれていた友達がいて、隣りのクラスだったが俺は彼ととても仲が良く、始終くだらない会話をしていた。

小田急線各駅停車にて
 俺「この前ホットドッグで呼んだんだけどさー、女の子もオナニーするのかな。」
 鶴「するね!全員してる!」
 俺「ウソ!(声をひそめて)じゃあ向かいに座ってるあのお姉さんも?」
 鶴「あぁ。」と言いながらゆっくり頷く。
 俺「じゃあ俺病気じゃないの!?」
 鶴「あぁ、それは病気じゃないんだよ。」

 そんな鶴が、ある休み時間に、妹の部屋からかっぱらってきたと言って貸してくれたのがちびまる子ちゃんであった。
 10年振りに読んだら20年前の事を思い出した。
 10巻以降のちびまる子ちゃんは妙に感動的な話も多く、それはそれでいいのだけれど、8巻ぐらいだとまだそういった影は無くてひたすらくだらない日常が題材として描かれていて最高。よく本の宣伝文句で「見過ごされがちな日常を切り取った」みたいなのがあるけれど、そっと置かれた日常どころでは無く、積極的に記憶から破棄されるくだらない事柄を拾うちびまる子ちゃんの素晴らしさを再認識して、雑感もそうしたいと改めて目標になった。


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