BREAKfAST – breakmefast.com

Bfの節目

 シェルターでライブ。酒井君が耳を痛めたのでとりあえずこの形ではラストライブ。「永遠に続くものは無い」ドラマや映画でたまに聞くそんな言葉がリハ後のシェルター前で突然頭をよぎらなくもなくもない。夕方にこの道で人と車の切れ目を待ってスケボーする事も当分無いのかなとふと思ったのだ。四時入りしてリハ、ゲストリストとセット図の記入、暇つぶしのスケボー、もしくは散策と食事、物販の準備、ちらほらやって来る友達への挨拶、ライブ、物販しながらの客との会話、友達と食事。多い時は週二で繰り返されたこのパターンが死ぬまで続くとは思っていなかったけど、これがいつか終わるなんていう事はそれ以上に考えられなかった。10年経てば同じ事の繰り返しでも少しづつの変化はあって、たまに見る昔のライブが今と違っている事に驚きを感じながらも、そういった差違こそが時間という事なのだと思い、変化はそうして少しづづやって来るものなのだと思っていた。
 そんな事を心の隅で感じながらも友達と話しているうちにライブが始まる。
 U.G MANとDESFOGATEが早めに終わってしまったのであっという間にBREAKfAST。新曲も含めて今年に入ってから練習していた曲を全てやる。たぶん30曲くらい。後半に酒井君から「すげー疲れてんじゃん。もっと盛り上げなよ。」と言われ、予期せぬ本番中の駄目出しに意識が分散してテンションが軽く落ちる。疲れてるつもりは無かったんだけど、ライブで盛り上がる気持ちに体が付いていかないのかね。年のせい?太ったから?嫌だねー。じゃあ頑張るか!とここで気合いを入れたら、見ている人に「言われて再び頑張りだした」何て思われないかな?平気か。で、最後の脂肪を振り絞る。
 ライブ終了後に酒井君から、耳を痛めたのでもうハードコアを演奏出来ないという報告がみんなにある。今後は酒井君の耳が耐えられる音楽を模索するつもりだが、どうなるか全く分からないという事を一緒に話し、別のギターでハードコアをやるという道もあるし(両方の道を進む事もあり得る)、BREAKfASTは続けるけれど酒井君がハードコアを演奏するのはこれが最後だという事を話す。
 もちろん会場はシーンとする。そりゃそうだ。その後いつものくだらない話をする。マクドナルドで定食を食ってた話。暖かい客であたたまっていたからか、静まりかえった後でもそこそこ受ける。
 その後アンコール。アンコールって苦手。予定調和な感じがして照れくさいから。楽屋で疲れたーって言いながら汗を拭いて、そのままビールを飲んで、その間も拍手が鳴りやまなくてようやく出て行く。っていうのならいいけど、BREAKfASTのアンコールってほっとくとすぐに諦めて鳴り止みそうだし。もともとバンドもアンコールやるつもりだから拍手が鳴ってるうちに早く出ようって感じでさ。でもすぐに出たら初めからやるつもりだってのがバレバレで恥ずかしいし、どんな顔してステージに出ればいいのか分からないのよね。俺なんか最後まで喋ってたのにすぐ出ちゃってるしさ。でもアンコールが二回あって、二回目は予期してなかったから気持ちよくアンコールに応えられて良かった。
 打ち上げに出る人数があまりに少ないので飯食いに行くのは止めて打ち上げる。翌日俺の声が枯れたのはライブでは無くここで喋りすぎたからだと思う。超喋ってやったぜ。
追伸  ライブ前に直之君が突然「拝啓父上様」の話を喋りだして予期せぬ盛り上がりを見せる。高島礼子が意外と最高でした!そのまま「前略おふくろ様」の話になり、俺が見たのはもう大分前なのであまり覚えてないけれど、半ツマさん!とか言って盛り上がる。小松政夫と川谷拓三が良かったなー。
 ついでに打ち上げでコッチ君が「時をかける少女」を見たと言い出して二次噴射で再び気持ちが盛り上がった。これでグレンラガン見てる人がいたら最高だったんだけど絶対いねーだろーなー。「お前を信じる俺を信じろ!」


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