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筑波でライブ

 筑波でライブ。なので実家へ帰る。帰ると早速両親に、電車の中で弁当を食べるなんて情けない、と説教される。親に雑感を読まれるデメリット1。その後プリンを作ってくれる。親に雑感を読まれるメリット1。

 筑波の夢街通りという所にあるバーでライブ。辺りはスナックだらけで「六本木」「歌舞伎町」「青山」というビルが並ぶが妙に煤けた感じ、うーん、灰色の夢だぜ。ちなみに六本木ビルにはスナックすすきのが入っていた。何のこっちゃ。なんて思いながらバーの裏でメンバーと談笑していると(アメリカから帰国した陽君の話に耳を傾ける)リハの音が物凄い勢いで漏れてくる。壁なんてあって無いが如し。これ絶対苦情が来るでしょ!とりあえず俺が通報する。ってくらいの音漏れだったが何故か平気であった。
 裏のラーメン屋がやたらと繁盛しているが食べず。「ホワイト餃子」が名物らしい、ホワイト?
 バーなのでノーステージ。意外と入っている客が嬉しくて思わず演奏中に前へ進む。アメリカを思い出すなー。特に喋りはしなかったけど「夢街通りで夢のような時間を過ごしました。」と言って言った瞬間に後悔する。瞬悔。

 帰りはメンバーでタクシーに乗るが、つかまえたタクシーの運転手さんが妙に威圧感のある外見で、ぼったくりの心配を少しする。しかもそのタクシーは黒塗りで車体にも文字は無く、行灯と呼ばれるタクシーの目印も乗っていないのだ。それについて助手席に座っていた酒井君が聞くと、筑波辺りでは歩きながらタクシーをつかまえる人はめったにいないから、行灯を乗せてもあまり意味が無いんだ。と教えてくれた。真っ暗な道がこの意見にやたらと説得力を持たせる。みんなタクシー乗り場から乗ってしまうんだろうなー。さらに病院の先生とか社会的地位の高い人は、オレンジとか緑色のタクシーを嫌がるらしい。安っぽいから。学会での発言力が弱まるのか?

「最近は東京でもみんな黒いタクシーでしょ?」そうかもしれないですねー。
 とここでずっと岡君と話していた陽君が俺に一言。「何の話?」えー、やめてくださいよー。今いい流れで運転手さんの話を聞いてたのにー。「何何?何何?」さすが陽君、仕方ないなー。という訳でたった今聞いた話を話した本人の目の前で再現するという奇妙なプレッシャーを味わう。国語のテストみたいだ。

 25分待ってつくばエクスプレスに乗る。乗ったら速いんだけどねー。
 翌日渋谷へ行ったら並んでいるタクシーはどれもかなりカラフルであった。


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